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ルールの追加説明

そういえば書き忘れていましたが、選手はセクションすべてを一度に回ります。スタート地点には赤いマットが敷かれていて、第4セクションを終えた後、一回このスタート地点に戻ります。第5セクションへのタイム計測は、再度スタートの赤マットを切ったときに開始され、再びこの赤マットを踏むことで第5セクションのラップタイムおよびトータルでのゴールを認められます。

予選

三野選手がトップバッターで開始された予選は、ほとんどの選手が「危なげのない走り」=「減点の差が出ない」展開になりました。上位になるほど点数が競っているため、最終的に明暗を分けたのは「スピードセクション」での所要時間という結果に…。

そんな中でも危な気ない走りを見せていたのが、宮岡・寺井・古川・長屋の4選手。1セクションから4セクションまでは、すべてクリーンでまとめ、スピードセクションのタイム差のみでの減点差となりました。
高木選手の1セクションでの減点は、故意の足付きで、やぐらの頂上に確実に登るためのもの。他の選手が足付きをしないで、やぐらの頂上へ上がったため、「もったいない」感もありますが、あくまで戦略的な1点減点。「無理せず、まずは予選通過」を強く意識したものであったことでしょう。
意外な結果に終わったのは、長谷中選手ではないでしょうか。こまかい足付きで減点を重ねたうえ、最後のスピードセクションでの5点減点…。残念な事に予選落ちとなってしまいました。
地元枠で出場した宮下選手は、かなりの緊張で固くなったためか、いつものアグレッシブな走りを出せず、減点を重ね残念な結果に。

セクション的には、 はた目から見るとかなり恐い第4セクションは、全員が「難なく」と言っていいほど、すんなり通過できていたようです。やぐらの頂上からの高度感は相当なもののはずなのに、狭いドラム缶の上へ、ぽんぽんと降りたり登ったりしてしまう、トップライダーの肝っ玉の太さには脱帽です。
とってもイヤらしいのは、第3セクション。U字溝に乗ったりよけたりの登り坂は、どうも「若干20in有利」の感があり、26inの長谷中選手と宮下選手はかなり苦労していたように見えました。

出場選手8名のうち、20inが6名、26inが2名。準決勝に残った6名が全員20inですからね。ベテラン(?)長谷中選手をもってしても、この結果とは、セクションの特性なのか、準決勝に進んだ選手の実力によるものなのか…。どちらにせよ26in派のワタシには、ちょっと残念な結果でした。

予選リザルト

順位

氏名

出身地
使用バイク
1
2
3
4
S
1

寺井 一希

埼玉 Monty 221
0
0
0
0
0
0
2

古川 直樹

岐阜 ECHO TEAM
0
0
0
0
1
1
3

宮岡 啓太

愛媛 Koxx XTP
0
0
0
0
1
1
4

長屋 佳政

岐阜 Monty 221 '05
0
0
0
0
2
2
5

高木 祐貴

大阪 Monty 221 '04
1
0
0
0
1
2
6

三野 明飛夢

香川 Monty 221
0
5
0
0
1
6
7

長谷中 勇

岐阜 Monty 231 '05
1
0
1
1
5
8
8

宮下 成美

広島 ARAYA 舞
5
5
5
0
5
20
の上位6選手が予選通過。同点選手の順位差はSセクションのタイムによるものです。

 

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