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第1回 灰塚ダムバイクトライアル大会

広島県は吉舎町に建設中の灰塚ダム。
このダム建設にともなって、以前からあったオートバイ用のトライアルスペースを移設する計画が持ち上がり、これに加えて自転車用のトライアルスペースを作る案が某ショップへもちかけられたのが、この大会を開催するいきさつだったとか。
大会の盛り上がりが計画の後押しにつながると、地元広島を始め、四国・九州から、総勢30数名の参加者が集結!
我が TEAM EXCLAMATION からも、3名がエントリーして、大会に華(?)を添えました。

会場の様子
「ここは風の谷(←一部で大流行り)か?」と思うような光景は、山の中ならでは。ちなみに中央のブルーシートのかかってるあたりが大会本部で、そのむこうの斜面にセクションが作られていました。

今回の大会では、セクションが5つ用意されていたものの、その周り方は、午前中に1〜3セクションを3ラップ。午後から残りの4・5セクションを3ラップするという変則型でした。これに参加者の多さがあいまって、各々のセクションのスタート地点は長蛇の列。
ワタシも午前中は、タイムアップギリギリでセクションアウトするという、冷や汗モノの体験をすることができました(笑)
しかし今回の大会は、地元の方や自治体の関係者の方々に、 「バイクトライアルってのはどんなモンか?」を知ってもらうのが目的なので、某全日本ランカーの「セクション全ダニエル走破」や「セクションタイムトライアル」など、普段の大会では絶対見られないような走りが披露されていたのでした。
お昼休み
というワケで、セクションの写真など撮る間も無く、お昼休みにようやくパチリ。
買って来ていたお弁当を食べたり、自転車をメンテする光景ですが、この時、RYO選手のマシンに一大事が!!
午前中ずっと続いていたフロントブレーキの不調の原因を探って行くと…なんと、前回の整備の時にブレーキのシューを表裏反対につけていたことが判明。正しくとりつけたブレーキはまさに「バチ効き!」で、「午前中はなんやったんや〜」と、しきりにぼやいていたとかいないとか(笑)

大会終了後のお楽しみ

こちらは規定時間が終わった後の練習風景で、第1セクションの最初のステアを、めいめいが自分の得意技でトライしていたところのヒトコマ。
大会に行くといつも思うんですけど、なぜか終わった後の方が、大会中よりも体が良く動くような…。え?アップが足りないだけ?うーん、ごもっとも。
表彰式

→SKクラス 
 1位: 迫田 汰生くん


唯一のSK出場者で、「優勝確実!」と思われましたが、あわや途中棄権か?なんて場面も会ったりして…
早く大きくなって、お父さんとハードクラスで争ってねぇ〜〜(^-^)

←ビギナークラス
 1位:橋本さん
 2位:松井さん
 3位:酒井さん

今回の大会は26歳以上のカテゴリーであるB30クラスがなく、年齢制限無しのクラス分けとなっていましたが、橋本さんが堂々の1位獲得。若いモンも次はがんばれ〜てなトコロでしょうか。

→ミディアムクラス
 1位:寺曽さん
 2位:亀田さん
 3位:堀江さん


出場者数20名という、今大会一の激選区を勝ち抜いたのは、地元広島の寺曽さん。なんと、トータルの現点数4、クリーン数14という驚異的な数字で、「次からはこのクラスで出させません」と主催者の新山さんから、冗談まじりで言われていたほどでした。

←ハードクラス
 1位:西崎さん
 2位:大川内さん
 3位:安高さん


このクラスは、うちのRYOくんが師匠とあおぐ、広島勢の西崎さんがなんとオールクリーンで見事1位を獲得!しかし、続く大川内さんも減点数3、安高さんも減点数4と、ワンミスで順位がひっくり返っていたような戦績でありました。

この後はパンチカードをくじに使った抽選会などが行われ、参加者全員が、いろいろな(ええ、ホントいろいろな(笑))モノをいただきました。
大会全体を通して言うと、今回は本当に、「中国選手権や呉ポートピアカップを越えるか?」というくらいの大盛況で、バイクトライアルの面白さを十分に伝えられたのではないかと思います。新しくできるトライアルスペースが、中国選手権の会場に組み入れられたり、定期的な大会が開かれたりするようになったらいいですよね。

 

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